福島の米は安全か?――全量全袋検査について 

2017年11月10日

福島の米の放射線汚染を心配する声が、一部でいまだ根強くあります。実際のところはどうなのでしょうか? 

福島県では、年間1000万袋ほどの県内産米の全量全袋検査を行っています。全量全袋検査とは、福島県内で生産された米、これは市場に流通する米はもちろん、自宅や知り合いの間で消費する米も含めて、「すべての量の米を、すべて袋詰めになっている状態で一括して行う検査」のことを指します。 

20113月に福島第一原発事故があり、その後、福島産の農作物の放射線物質被害への不安が高まりました。対応策を考えた結果、安心感と信頼を取り戻すひとつの方法として2012年度から始まったのが、この全量・全袋検査です。2012年度から現在まで、福島県産の米はすべて全量・全袋検査を経て出荷されています。 

それでは、どれだけの米が、この検査の過程で食品衛生法に定める法定基準値(100ベクレル/kg)超えをしているのでしょうか? 

答えは、約1000万袋のうち、2012年度生産分で71袋、2013年度生産分で28袋、2014年度生産分で2袋、2015年以降は0袋です。2014年以前の法定基準値を超えた米は市場に流通していませんし、また現在の福島の米は安全だといってよいでしょう。 

参考リンク

全量全袋検査の検査結果
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/36035b/zenryouzenhukurokensa-kensakekka.html#28s

放射性物質検査情報
https://fukumegu.org/ok/kome/